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施工実績:堺市で、リノベーションするなら

堺市を拠点として、これまでリノベーションさせていただきました。中高住宅を購入して、リノベーションから、元々お住まいであった住宅をリノベーションするパターン、または、先祖代々受け継がれてきた住宅を、お施主さんの代で、リノベーションし、これからも住み継いてゆくパターン。そこにはいろんなストーリーがあり、同じものは一つとしてありません。住宅のあり方、工事の方法として、様々なものがありますが、このリノベーションは特に思い入れのあるものではないでしょうか。ひとつの想いによって住まいが変わると、暮らしが変わる、そしてまた、住まいに対しての想いが強くなる、リノベーションには、そんなプロセスがあるように思います。

中古物件を扱う以上、既存の建築をどのように計画するのか、考える中で、制約があることが多く、なかなか思ったようにできない、ということも考えられます。それは、プランやゾーニングであったり、耐震や断熱気密の性能であったり、また、全体に掛けることができる予算の話であったり。そこは優先順位をしっかり考えながら進める必要があります。

その優先順位は、人それぞれ、お施主様のご家族の要望により、それぞれ違ったものになりますが、ある程度大きなリノベーションになる場合、考えてゆきたいのが性能の担保。大きくは、耐震性能と、断熱気密性能です。

耐震性能に関しては、既存の構造をしっかり調査しながら、計画されたプランに当てはめて、耐震壁を検討してゆきます。ここだけ強い、では逆に弱くなってしまいますので、全体的な耐震のバランスを考えます。良い耐震設計ですと、力が偏らずに、引き抜き金物(アンカーボルト)の強さも、極端に強いものは使う必要もなくなります。

次に、断熱気密性能。省エネ住宅を建築しようとすると、避けては通れない設計施工部分ですね。新築同様、外皮計算を実施しながら、建物の断熱性能を決めてゆきます。気密性能に関しては、リノベーションの場合、どのように施工するのか、が大切な考え方になります。新築のように、新しく施工するのであれば、思い通りに施工計画を考えられますが、リノベーションの場合はそうはいかず、満点ではないけど、この方法がベター、という方法を検討します。

これらの建築性能の上に、使い勝手、動線、プラン、デザイン、素材などを検討してゆきます。最近では、インスタグラムなどでもいろんなお家のデザインが紹介されていて、これもいいな、あれもいいな、と考えますね。お施主さんと、私たちの間で、何度もキャッチボールを繰り返すように、最初はこんな感じで、という内容が、具体化され、図面化され、実際に施工されてゆきます。

最後に、予算。この項目も大変大切な部分であり、性能やプラン、素材を考えるのと同時にいつも、予算に関しては把握しておきたいところですね。

新築か、リノベーションか、大きな分岐点もありますが、以上の考え方など、検討する中で、自分らしい家ができればいいですね。

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