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2023.07.13

日除けはガラスの外に

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夏に室内が暑くならないようにするには、窓ガラスの外側で日射を遮蔽することが重要です。

日除けとして、窓の”内側”に白いカーテンやブラインドを付けたりしますが、あまり効果はありません。屋外に遮蔽物が何もないとき、光線や熱線の80%はガラスを透過して室内の空気を温めます。ですが、窓ガラスの外側で光線や熱線を遮ることで高い遮熱効果を期待することができます。

高断熱住宅とは、少しの熱で温度が上がるものです。夏に家を閉め切った状態では、室内で発生する熱や窓から入る太陽熱で、一般住宅よりも室温は高くなります。

窓の外側で日射をしっかりと遮蔽するなど夏を旨とした設計をすれば、部屋全体を涼しく保つことができるので、エアコンの節電につながります。そして、暑い夏をより快適に過ごすことができます。

 

庇を設けない家では、太陽高度の高い夏でも窓に直接太陽光が当たります。そのため、室内に大量の太陽熱が入ってしまいます。

真南に面した大きな窓の日除けには、庇が効果的です。まずは、しっかりと庇を設けましょう。

例えば、南西向きの住宅だと窓の真正面から日があたるのは午後の2時から3時になります。太陽高度が低くなり斜め方向から日が射すので、庇での日射遮蔽は期待できません。そのため、南西向きの大きな窓には直接太陽光があたることになってしまいます。

また、真南に向いた住宅であっても、東側や西側にある窓では、庇は日除けになりません。夏は南面よりも東側や西側の方が日射量は多くなるのに、東側や西側にある窓には、低い高度から日が射すので、まったく庇が役に立たないのです。

夏は窓の外側でどのように日射を遮蔽するかが重要になります。

例えば、昔から日除けとして使われてきた簾は、東西面の窓に低い高度から出す日射に対して効果的です。西側の外壁全面によしずを並べて立てかけることも、西日対策として効果的になります。

他にも、木製がらり等の各種がらり、面格子、西日を遮蔽する落葉樹、朝顔やゴーヤなどの緑のカーテンなど、伝統的な夏対策の手法はいろいろあります。

庇が日除けとしては全く効かない東側や西側の窓では、外付けブラインドも効果的です。また、日射遮蔽ガラスを使用するなどのさまざまな工夫をする必要があります。

他にも、オーニング、シェード、スクリーン等の日除けもあります。これらの窓の外側の日除け部材は、引き違いや内側に開く窓ならば、窓のすぐ外側に取り付けられ設置も簡単です。

このように、日射を室内に入れない工夫をすることで、暮らしを快適にすることができます。

 

今回の記事は、『燃費半分で暮らす家 増補版ー新住協の家づくりー』を参考にさせていただきました。

小坂美緒

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