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美木多の家

泉北ニュータウン、檜尾。

市街化調整区域が多い美木多地区、これまでミカン畑として畑だった敷地を宅地に変更しての住宅新築計画。

今回のテーマの性能とデザインと機能性。

建物の基本性能となる耐震等級3,そして、断熱、気密性能。また第一種換気、太陽光発電システム。

また、広がる間取りのリビングダイニング、開放感あふれる洗面所と便所、家事時短を目指したミーレ食洗器、乾太くん。

そして、一部紀州材を現しながら、壁天井仕上げはエッグパルプを採用。

性能とデザインと機能性の両立を追求したエコハウスです。

 

Senboku New Town, Hinoo. This is a new housing construction project in the Mikita district, which has many urbanization control zones, by converting a site that was previously used as a mandarin orange field into residential land. The performance, design, and functionality of this theme. Earthquake resistance grade 3, which is the basic performance of a building, as well as insulation and airtightness. Also Class 1 ventilation and solar power generation systems. In addition, there is a living dining room with a spacious floor plan, an open washroom and toilet, a Miele dishwasher, and Kenta-kun, which aims to save time on housework. While parts of the building are made of Kishu wood, the walls and ceiling are finished with egg pulp. This is an eco-house that pursues a balance of performance, design, and functionality.

 

【私の居場所。】

暮らしの中で、どこで過ごすのか。

メインのリビングやダイニングや、ワークスペース、階段など。

ステイホームの中では、少し距離をとりたい時もあるかもしれません。
そんなことを考えながら、家づくりを計画してもおもしろいと思います。

【乗り物と建物。】

いろんな施主さまとお話しさせていただいて、たくさんの家への思い入れやこだわりを聞かせていただいたり、教えていただいたり。
そんな中で、こだわり、趣味として多いのが乗り物。

車であったり、バイクだったり、自転車だったり。

乗り物と家との関係、外観デザインにも大きく影響を与える及ぼすところ。それがうまくカタチになった時、らしさが溢れる家になります。

【温熱のバリアフリー】

 

一般的に、バリアフリーというと、家の中に段差がなく、部屋感をスムーズに移動できるというメリットがあります。

バリアフリーにすることで、ストレスなく移動できるということ。
その感覚を、温暖差に置き換えて考えます、リビングから廊下に出た時、トイレに入った時、浴室に入った時には、その寒さは当たり前でしょうか。
そうではなく、きちんと計画、施工をすれば、吹き抜けを計画しても、温暖差ない、つまり温熱のバリアフリーが得られ、

ストレスから解放されます。断熱気密の性能は、建築のプランにさえ影響を受けて大きく及ぼすのです。

【好きなものと、暮らす。】

 

プランの打ち合わせ、計画をしていると、機能的に日常を過ごしたい、要領良く、スマートに、というのはいつも考えるところ。

ですが、そこに自分が気に入ったものと一緒に暮らしたい、というご希望も多いです。

あまり、建築では濃くイメージをつけずに、私たちはそのシンプルな箱を計画し、そこに住まいながら色付けしてもらうのも一つの手法です。

せっかくの家ですから、

好きなものと一緒に、暮らしたいですね。

【洗面所の使いやすさとデザイン。】

洗面所のプランについては、その家々で、意見の異なるところ。

デザイン優先から、使い勝手、メンテナンス、収納量など。

この小さな空間の中に、たくさんの想いが詰まっています。
居室ではありません、が、朝のバタバタした時間帯、夜のゆっくりな時間帯、支えてくれるのは、

この洗面所さんなのです。

【外壁の仕上げ。】
デザイン性、メンテナンスや納まり、予算。

こちらも、たくさんの要素があり、何を外壁の仕上げにするのか、大きな課題です。
湿式でいくと、左官や、左官下地の上に塗装の吹き付け。乾式でいくと、

窯業系サイディングから、板金サイディング、また板金で葺いたり、そして今回の板張り。

影があるから、光が差し込む。
そのメリハリが効くと、空間は豊かになると思います。

【暮らし方、プラン、デザイン】
住まい手のこだわりを、存分に取り入れたいところですが、収納についてしっかり考え、想定しておくことはとっても大切なこと。
最近特に考えるのは、衣類の動線。
浴室で脱いだ服が、洗濯機に行って洗濯され、乾燥機か干されて、収納され、また着る。当たり前の流れですが、それをどこでどのように暮らしに当てはめてゆくのか、いろんな家族のこだわりが、発揮されるところです。

【内装仕上げ】
その部屋を、どんな素材で、何色で仕上げるのか。家づくりの最後あたりの大きな課題。
四季折々、その時々に、移りゆく窓からの景色、そのデザイン、その色自体、実は最高の内装仕上げだと思います。

 

 
 
 
 

 

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