築5年。いわゆる分譲住宅。
暮らす上では、何の支障もなく思える。
でも、リノベーション工事着工させていただきました。
なかなか分譲住宅では、満足行かないところが多いとのこと。
LDKプランを少し変え、収納容量を多く、そして、無垢材や、珪藻土の仕上げ材を使い…。
『何の支障もない』というところに、造る側も力が入る。
20cmのリノベーション。
着工前、施主のお母さんから「工事は2週間で終わりますかね?終わらないんだったら2週間後に着工でもいいのですが。」と。
分譲住宅のLDKの内装、キッチン周りの家具工事。
どう工程を組んでも、カツカツの2週間。
「すいません、ぎりぎりなので、2週間後の着工にしましょうか。で、2週間後には何があるんですか?」
すると、「息子の誕生日なんです。」
その言葉を聞いた瞬間、僕のエンジンがかかる。
「やっぱ、やらせてください。」
短期工程では、少しのミスが後々引きずる経験がものを言う。着工前の協力業者さんに協力いただき、できるだけ多くの問題をたたきだし、何度も図面、材料拾い、工程を確認。
協力業者さんに頑張っていただき、竣工を迎えた。
以前あった、キッチンとダイニングの間の腰壁は、20cm低い家具に変わり、今年1年生になった息子の宿題を見守るお母さん。
そして、誕生日を迎える。
おめでとうございます。
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