泉北ニュータウン、道路の向こうに見える敷地。
角地になっている1区画。以前建っていた住宅も、魅力的なプランで、斜めに2棟が重なるような設計。
泉北ニュータウンは開発されてい50年経っていますが、そのころに建てられた住宅たちは、皆個性的で、それぞれが町に対して、魅力的な佇まいをしている家が多い。
こちらにあった家もそのうちのひとつで、非常に個性的。
外から見た感じは閉鎖的に、でも裏に緑道があり、そちらに向けては、家で囲いながら豊かな庭があり、内部と外部をうまくつなげているように見える。
今回の設計でも、考え方は同じ。
街並みに対して低く、佇まいを構成しながら、裏には、緑道に向けてのデッキ、広場があり、森のように緑豊かな緑道に対して開き、
泉北ニュータウンならではの景色を最大限に取り入れた住宅です。
Senboku New Town, the site visible across the road. A corner plot of land. The previously built house also had an attractive plan, with two buildings diagonally stacked on top of each other. It has been 50 years since Senboku New Town was developed, and many of the houses built during that time are unique and each have an attractive appearance relative to the town. The house here is one of them, and is very unique. It looks closed from the outside, but there is a green path in the back, and towards that side there is a lush garden surrounded by a house, giving the impression that the interior and exterior are well connected. The idea is the same for this design. While it is low in relation to the cityscape and forms an appearance, there is a deck and plaza facing the greenway at the back, which opens out to the lush greenway like a forest, maximizing the scenery unique to Senboku New Town. This is a house that has been designed in a limited manner.
①着工前
まずは、敷地を見ながら、設計計画案を確認してゆきましょう。
着工前の様子です。 解体後の敷地を、図面の状況を見ながら、現地でシミュレーションをしています。
これまで検討してきたプラン、イメージしながら敷地を見ているとわくわくしてきました。
②着工しました!
いよいよ着工です! 現場の状況を再度確認しながら、基礎屋さんが工事を始めました。
着工時点での、外構、アプローチなど、現場にどう合わせられるのか、 使い勝手含め、デザイン、設備配管なども考えながら、現場をみてゆきます。
③基礎工事 Ⅰ
工事が着工しました。 掘削の後、鉄筋の配筋工事、型枠工事へと進みます。 基礎工事を進めてゆくと、建物の配置がはっきりとわかり、
また、内部のプランもイメージしやすくなってきます。
どんな家になってゆくのか、楽しみな時です。 施工的には、引き続き重要な工程で、しっかり施工管理しながら工事を進めます。
④基礎工事 Ⅱ
着工後、基礎工事を進めてきました。 コンクリート打設後、養生期間を経て、仮枠解体。 外回りの確認事項、大切なことがたくさんあります。
⑤上棟作業 土台伏せ
基礎工事が完了しまして、これからいよいよ上棟作業を迎えます。
上棟作業にあたって、基礎の上に施工する土台を搬入します。
斜めに交わった基礎にしっかり土台が据えることができました。
⑥上棟作業
いよいよ上棟。
1階柱から、一本一本木の家を組み上げてきます。
これまで、計画、プランしてきたことが一気に組みあがり、 構造が立ち上がったさまは、美しく、
これからどんな家になってゆくのか楽しみになってきます。
⑦屋根工事
無事上棟後、外部を中心に工事を進めてゆきます。
屋根は、ガルバリウム鋼板葺きです。 屋根の流れ方向の長さがとても長いので、搬入が大変でした。
内部は、設備の逃げ工事を進めています。
⑧佐藤の窓
今回、採用させていただいた佐藤の窓。 外部にとりつく窓で、性能ばっちりの日本製の木製窓。
いつか採用させていただきたいと思ってましたので、とっても嬉しいです。
現場搬入時、かなりの重量で、大変でしたが、木窓にしかない魅力を発揮します。
⑨造作工事
大工さんの工事が始まりました。 まずは、外部から。そとん壁の下地処理、ウッドロング塗装の杉板の施工。
内部は、気密断熱の性能工事から、造作工事まで。 これからも、楽しみです。
⑩仕上げ工事
大工さんの造作工事が完了して、内部仕上げに入りました。
これまでの現場の雰囲気から、生活空間を垣間見れる現場となってゆきます。
外壁は、そとん壁と杉板のウッドロングエコ塗り。内部は珪藻土、天井は杉無垢板など、自然素材をふんだんに使用した仕上げ材です。
⑪美装後、外構工事と。
建物本体工事がほぼ終わってきまして、先日美装工事をさせていただきました。 無垢の檜やくるみフローリングがようやく現れ、今までの工事現場から一気に暮らしの空間に。
外部では、タイル屋さんや外構屋さんが工事進めていっていただいています。 外構工事も、難易度が高く、でも、完成形を頭に描きながら、工事を進めていってます。
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