現場調査
実家のある和歌山県串本町に現場調査に行ってきました。
現在、串本町に住んでいるが、津波災害に備え、潮岬に敷地を購入。そこに、小さくても良いので家を造りたいという要望。
希望は15坪の家ということでした、敷地を見せていただくと、敷地面積30坪。潮岬ということで、本州最南端だな、と思って行きましたが、敷地の裏には潮岬のタワーが見える、本当に最南端の敷地でした。現場調査後、早速プラン検討し、概算金額まで出しましたが、希望の500万円という数字は、少し厳しいという結果になりましたが、さて、今後どうなるか?
また、こちらのお施主様が、こんな感じに建ててみたいというお宅も拝見。
地元の大工さんが施工されたそうです。おおよそ10坪の家。家というか、設備はほぼなく、住宅設備としては、外部の工事仮説用便所のみ。これで、350万円らしいです。
住宅というよりは、皆が集まってくる場所を造られたそうですが、シンプルできれいでした。
しかし、今後こんな要望も増えてくるかもしれないとも感じました。リタイアされた方々が増加して、終の棲家といいますか、小さくて良いので、暮らせる家。小さく暮らせる家というのは、私も大賛成で、堺の泉北ニュータウンにおいても、大きな家のメンテナンス管理を考えると、なかなか老後は大変。そんな時、合理的な小さな家が、活躍するに違いありません。
大阪府堺市泉北ニュータウンの設計事務所 中古ストックを活用した、木の家自然素材リノベーション 西紋一級建築士事務所