春旅 2016。
ちょっと、大胆な写真で春旅紀行、始めさせていただきます。
めざすは、ばーばが待つ信州は御岳。
トリップメーターは、0に。
昼から大阪を出発、極力高速道路は使わず、晩御飯時にやっと愛知県春日井までやってきた。
以前、同じルートを走行中に偶然見つけた「とんかつ和ちゃん」
最初に行ってからは、このコースの常連に。
ご覧のように、とんかつ屋さんです。
名古屋といえばとんかつ。
ずっと探していました。
とんかつはおいしいのはもちろん、ここの大将、従業員さんがほんといい方で。
いつの間にか、覚えてくれるようになり、そうなると寄りたくなるのです、こちらも。
到着すると、夜の11時頃だったか。
およそ9時間の片道、無事着きました。
さて、一日目は周辺の散策から。
皆で谷に降り、川遊び。
当たり前なんですが、ここまでくると空気、水がとてもおいしい。
懐かしい笹船つくりです。
また、この辺に来るとそばがおししく、水との関係もあると思うのですが、存分にいただきます。
今回、子供たちが夢中になったのが、家づくり…。
僕からすると、お休み中も家づくりなんですが。ご近所に東京から来られていたお子さんたちと仲良くさせていただき、一緒に頑張ります。最初はレンガ積層でチャレンジするも、木造に変更。
もう、あたりは暗くなってきたころ、段々とできてきました。皆で協力し、ティピ的な奴が。
一応、入ってみる。
でも、屋根がない…、ということでまた、次の日の継続作業です。
休み前は、天気が悪くなると思っていたが、この日も朝から晴天。
まぶしい朝日とともに、一日が始まります。
どこに行こうかと考えていると、子供たちは昨日の上棟現場に。
ものを造りだすと、夢中になってしまうあたり、とてもわかりますが。
ということで、ひとり御岳めぐりに。
めざすは、御岳ロープウェー。
スキー場としては休業しているが、ロープウェーは運航していて、標高2000mあたりまではロープウェーでいくことができる。
御岳山、近くまでくると、やはりすごい迫力。
かすかに山小屋も見えた。
こんな山が噴火するとは、想像もつかない。
偉大なる自然。
そうこうしながら、帰ってくると、子供たちが必死になって家づくり、続いていました…。
内部空間が、多少狭そうですが、なんとか入れるか。
構造的には、強そうですが
夜になって、子供たちは本気でこの小屋に泊まろうとしていたらしく、真っ暗な中、現場まで行ってみるものの、改めて無理だと分かったらしく、残念そうに帰ってきた。
仕方ない、明日の朝ごはんに行こうか、ということで、あきらめがつく。
画的にも、かなり無理がありそうですが、ちゃんと朝ご飯食べています。
自分たちでつくった木の家、そこで朝ごはん、たまらんのでしょう。
その気持ち、よくわかります。
という風なことで、山の家生活を存分に楽しみまして、帰阪。
帰るといっても、旅は家の玄関まで続くのです。(社会見学の先生の文言のようなフレーズ)
と~さんにとっては、ここからが長旅ですが、走ることはきらいではなく、こちらもそれを楽しみます。
帰りも、極力高速道路は使わず、地道をぼちぼち走ります。
学生のころ、バイクで日本全国ツーリングしてきましたが、このころからの決まり。
高速道路は一見、便利なようで早いのですが、そのプロセスがない。
旅というのは、目的地があり、そこを目指すのですが、旅が終わった後振り返ってみると、目的地までのプロセスが大切な部分を占めていることが多く。そこに知らないものや人に出会えたことが後に、大きなつながりになることもあるのです。
途中、そろそろ疲れてきた中間地点のまた、春日井。
子供たちに、何かリクエストを聞いてみる。
『ハンバーガー!』
とのことでしたので、さっそく食べログってみる。
大手のファーストフード店がスマホ上に並ぶ中、ひとつ光るお店が。
ということで、さっそく行ってみる。
なんともアメリカンなお店。
バイクで来たくなるようなところです。
エントランスにも、バイクが。
INFORMATION-チラリズムこそ正義!
どこかアメリカのロードサイドを思わせるような内装。
まだオープンされてそう長くないそうですが。
店のお兄さんと話してみると、大阪の堺にもあるあのお店で修行されたとか。
出てくるのは、当然パワーフード。
ご要望がありましたハンバーガー。
ハンバーガーという単品ではなく、大きなパンに大きなハンバーグを挟みました的な、こちらも海外のハンバーガー店を思い出すような一品。
出てくるものどれもおいしかったです。というか私好みでした。
こんな店が近くにあったらな、と思うお店。
でも、よくよく考えてみると、やはり人。
店員さんがほんとよかった。
こういうお店には頑張ってほしいと思いますね。
春日井にお越しの際には、是非。
大阪までの帰り道、娘が、楽しかったな、あんなお店で働きたいな。とつぶやいた。
これもひとつの出逢い。
今回も地道を走った甲斐がありました。
目的地ではなく、そこまでのプロセスにこそ、大事な何かがある。
そして、その一見偶然と思える出会いが今を形成し、今後を大きく変える可能性があること、
旅も、人生も。
子供たちには、そんな旅や人生を送ってほしいと思います。
20時51分帰宅。
走行距離775.9km。
春旅 2016 完了。
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