将来の夢

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将来の夢

2018/12/28

先日、小学校の職場体験で、私の事務所に来てくれました。 先生からお電話いただき、あとは、生徒本人と電話のやりとりで、当日の時間、作業内容などを打ち合わせしました。 私自身、建築をやりたいな、と初めて思ったのが、中学校の時の技術の時間。 空き缶や廃品などを使って、石膏で固めて家を作るという内容でした。 廃品をひとつひとつ組み合わせて、自分の思った形や、つくる過程で形が変わってゆく様子に興奮したのを今でも覚えています。 そんな経験があった為、今回は私自身、とても気合が入りました。 大げさかもしれませんが、この1日で、もしかしたらこの生徒さんの将来の目標が決まるかもしれないと思ったからです。 当日の作業は、図面のトレースにしました。 ドラフターを使って、図面の上からトレーシングペーパーに図面を書いてもらうことにしました。 まずは、縮尺の話から。 いまから書く図面は1/50なんやけど、そしたら、1mのものは、図面で何cmになるかわかる? と聞いたところ、2cmです、と即答! おー、かなりかしこい子だ!びっくりしました。 そして、ドラフターの線の引き方。 力の入れ方から、線の細さ、太さ、鉛筆の角度。 昔はCADがなかったので、よく図面を描いて、また、よく怒られたな…、と懐かしい。 本当に真面目に、きっちり図面を描いてくれました。 当日は、途中先生も来てくれるとお伺いしていたのですが、 来ていただいた先生に、担任の先生ですか?とお伺いしたところ、 「校長です。」と。 わざわざ、校長先生が様子を見に来てくれました。 将来の夢って、もちろんあった方が良いと思いますし、 いろんな出会いや経験を経て、それが変わってゆくのも、また良いと思います。 大切なのは、目標に向かって何かを取り組むことなんだと思います。 この生徒にとって、今回の職場体験が良い経験になり、 また、どうなるかわかりませんが、 あのときの職場体験として、記憶に残ってもらえれば、とてもうれしいです。 ありがとうございました。

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