始の棲家 リノベーション工事 耐震

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始の棲家 リノベーション工事 耐震

2016/01/26

解体工事が完了し、家の構造体全景が見えてきた。 地元の大工さんで建ててもらったとのこと。 最初の印象と同じく、しっかり建てられていた。 昔ながらの、貫工法で、またあるところは筋かいが設けられていた。 そんな中、2階が増築されたということだったので、2階の荷重のかかり方に注意してみると共に、平面全体の壁量に関して検討してみる。 工事施工部分を中心に、耐力壁を配置。 外周部分から固めるのと同時に、内部の新しく壁を造ることになった部分で耐力壁と2階からの荷重の分担を検討した。 https://youtu.be/vbX0u10Ldjg X方向のシュミレーション動画。 https://youtu.be/d83pJyIJ5xA Y方向のシュミレーション動画。 評点である1.0を目標に、耐震補強計画また、金物の補強を実施した。 もともとは、土間コンクリートがなく土のままであった為、湿気が多かったが、今回新設基礎と同時に土間コンクリートを打設。 湿気が上がってこないように、防湿シートを張り巡らせ、その上に配筋。 土間コンクリートがあるため、施工性もかなり良くなった。 和室の内装は工事予定になかったが、土間コンクリート打設のために、いったん床を撤去して、土間コンクリート施工。 2階の荷重のための補強梁の設置。 新壁面の耐力壁。 筋かい補強の状況。 開口部以外の壁面は、ほとんど耐力壁となった。 そして、既存の梁の下に補強梁を設置した部分は、一体となるように合板でつなぐ。 また、床には断熱材。今回の大きなテーマの耐震と断熱リフォーム。 床、壁、天井としっかり外部からの冷気、暖気を遮断する。 解体工事が終わってからの、再度耐震チェック。 なかなかスピードを要する部分であり、かつ正確に現場の状況をつかみ的確な指示を要する。 こんなことが基本となって、暮らしやすい安心な家は出来てくるんだと思う。 大阪府 堺市 泉北ニュータウン の 設計事務所 中古ストック を活用した 木の家 マンション 自然素材 耐震 断熱 リノベーション 西紋一級建築士事務所

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