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2024.06.03

空気エネルギー環境

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3月ころから、空気のエネルギー環境についての勉強会に参加させていただいています。

「一般社団法人ミライの住宅」さんの講座です。

全国各地の会場や住宅を旅しながら進められているこちらの講座、

昨年、静岡県のキャンプ場、ふもとっぱらで、工務店仲間と一緒にソロキャンプに行ったのがきっかけです。

空調に関する講座があるって聞きまして。

建物の性能として、これまで耐震や断熱気密に取り組んできました。

これらの性能の話は、建築、住宅を造るうえでは必要最低限な話で、でもそれがあるからすべて良いのではなく、

根っこというか、基本なんです。

その上に、建築設計の要素がたくさんあるようなイメージです。

で、性能の話と一緒に、住宅の中を充満している空気について、勉強したいな、と思いました。

人が、心地よいと思う要素は何か、そこから自分たちの作る家を再確認してゆきたいと思いました。

講座は、全10回、最初は空気の性質、特徴から始まります。

第一回目 3月7日に始まりました。

場所は名古屋、なんですが、関東から関西、九州、あちこちで開催されてまして、たまたま3月からはじまる講座が、名古屋だったんですね。

12月から、大阪で開催される大阪場所があったんですが、はやく勉強したいなっていうことで名古屋場所の参加になりました。

ということで、毎回毎回、名古屋まで行くのですが。   

大阪難波から名古屋へむけての「ひのとり」は快適で、新幹線のほうが早いみたいなんですけど、ひのとりは快適で、しっかり仕事と勉強ができます。

基本リアルで、予定など参加できないとZOOM参加となります。

最初は、空気の2種類のエネルギー、顕熱と潜熱からはじまるんですね。

まず、空気がエネルギーを持っているということ。

その中で、空気の状態変化があり、エネルギーの行き来が行われています。

普段の暮らしの中で言うと、結露などがその現象にあたります。

冬場の冷たい窓や玄関、洗面所などでも、空気から水となって現れる結露、水は、水蒸気から水、氷までいろんな状態があり、それぞれに持っているエネルギーが違います。

それを内部エネルギーとしてとらえてゆきます。

そして、空気の顕熱移動について。

移動手段として、伝道、放射、対流と3つあり、これらの移動手段によって、熱として移動しています。

空気としてのエネルギーの大きさや、その時の空気の状態、そして、それらエネルギーの移動まで。

また、それらを表す単位の話も、このあたりで出てきます。

cal,J,℃,K,m3,Whなど、いろんな単位がありますが、単位がたくさんあると比較できないので、それらをW、Jに換算しながら、計算をしてゆきます。

第1回の最後あたりに出てくるのが、空気線図!

昔、中学校くらいですかね、初めて見たのは。

結露を取り扱うときに、最低限こちらを使うことが多かったんですが、これを使いながら、上記の状態変化やエネルギー、水分量、温度などを定義付けてゆきます。

しかし、これはやればやるほど、よくできた図なんです。

ということで、まだまだ空調講座は続いてゆきます。

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