泉北スタイルな家 リノベーション工事
本格和風な佇まい。
いわゆる、beforeの写真である。
築年数にしては、以前のオーナーさんがきれいにメンテナンスされた家で、絶対的に劣化している部分はないようにみえる。
この日本庭園にしても、植栽がきれいに植えられてある。
さて、内部へ。
玄関も本格和風。とても、解体できるような雰囲気ではない。
和室。
さすが本格和風な家のプランとあって、和室の続き間が一番いいところに配置されている。
床の間のしつらえも、内部の仕上げ材も、古いけれど洗えば十分きれいになると思った。
さっきの和室からは間仕切られている茶の間。
ここの間仕切りが妙に圧迫感を生み出している。
この間仕切りの裏は床の間。
この間仕切りを取っ払って、本格和室を普段の生活に取り入れた家にしたい。
台所。
この辺の位置は、設備配管のこともあるので、あまり変えたくはないが、暮らしの中心であるキッチンをどう使うか、大きなポイントである。
キッチンからは、多少収納スペースともとれる小部屋が。
ここの使いようで、大きく生活動線が変わる気がしてきた。
そして、在来のお風呂と旧洗面所。
水回りの配置について、使い勝手の良い動線を考えプラン検討を始めた。
今回は、S56年以降の物件で、耐震補強よりは、水回りの動線、温熱環境性能に力を入れるリノベ。
泉北ニュータウン近郊で、1戸建て中古物件を購入されたお施主様。
限られた予算の中で、最大限のリターンを得られる泉北スタイルな中古リノベがはじまった。
大阪府 堺市 泉北ニュータウン の 設計事務所 中古ストック を活用した 木の家 マンション 自然素材 耐震 断熱 リノベーション 西紋一級建築士事務所 西 恭利
6月30日土曜日は、『泉北リノベ祭り』です。