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2025.03.01

新住協関西 第一回研修会

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昨日は、新住協関西の第一回研修会が開催されました。10年くらい前から新住協さんにはお世話になっており、コロナ期を経てもなお実施されているリアル研修会です。さすがに、コロナ前に比べると人数が減ってしまいましたが、それでも省エネ住宅を軸に、いろんなテーマの中で切磋琢磨、話し合い、住宅の建築技術や省エネレベルを向上させてきました。毎週月曜日の20時のYouTubeライブでもお世話になっており、家づくりの中で私の基本となるべき場所であり、楽しい場でもあります。

昨日は、2024年日本エコハウス大賞受賞作品発表会と、構造塾、塾長、佐藤実氏による講義「構造から考える高断熱住宅」の豪華2本立てとなりました。構造塾さんは、YouTubeでもお見掛けすることが多く、大変勉強になる素材を公開いただいておりますので、楽しみな講義でした。最初の2024年日本エコハウス大賞受賞作品発表会では、いつもYouTubeライブでご一緒させていただいている皆さんの発表です。各社さん、プレゼンシートをもとに、どのようにその敷地や家族を読み、具体的な計画となったのか、またその過程の中で構造や省エネの性能についてしっかり語られました。日本エコハウス大賞に応募する工夫やプレゼンで心がけたことも含めて発表いただき、みなさん素敵なお家となっていました。最近の日本エコハウス大賞では、1票はいれば奨励賞で、という着眼点が興味深く、それに対して具体的にアプローチされているところが良かったです。私の会社でも、2019年、2022年の2回、そうですねコロナの始まりと終わった感じの時に応募させていただきました。第5回、2019年は南丸保園の家で優秀賞をいただきました。そのときの新築部門の大賞を取られたサンハウスさん、先日KKBの新年会、懇親会で偶然お隣に座らせていただき、当時を懐かしく思い出しました。朝一番から飛行機に乗ってプレゼン会場まで、ずーっと緊張しながら飛行機乗っていたのを懐かしく思います。サンハウスさんは、当時の大賞作品も素晴らしかったし、それ以降も本当に美しいお家を造ってられますので、一度は実際に観てみたい住宅です。また、2022年は、うちの事務所のゆっくりばこで応募。1.5票(微妙だなー(笑))いただいたんですが惜しくも、当時は賞受賞とまではいきませんでした。ただ、その後昨年のグッドデザイン賞受賞に至ったのは、この日本エコハウス大賞があったからこそ、なのかと感謝しております。

次に、構造塾、塾長、佐藤実氏による講義です。お見掛けするのは初めてだったのですが、お話されるトーンというか口調がスムーズ、なめらかでありながらとても説得力のあるお話はアッという間のことでした。講義内容は、能登半島地震の現地調査、そして最近話題の4号特例縮小の解説、耐震等級3の必要性、構造から考えるコストダウンまでの流れでした。まず最初に語られたのが能登半島地震、熊本の益城町の被害状況と比較しても比べ物にならないほどの広範囲、また揺れや力の大きさがこれまでにないほどの大きさでそれによって被害が大きくなったことが現場の写真と理論と同時に語られることによって説明されました。そこから、耐震等級1ではなく3の必要性、そして構造から考えるコストダウンとしては、いかに負担なく美しい構造と美しい住宅ができるのか、までその手法が語られました。熱い講義、素敵な時間となりました。

冒頭のエコハウス大賞の話や、構造について考えること。脱炭素時代の省エネ住宅の提案から始まり、地域や周辺を考え、創エネし、もちろんそれぞれの家の特徴や使いやすさがあって、長持ちしながら、基本にある安心して住み続けられる耐震性の確保、これからの家づくりに必要ともうことばかりで、それらをうまく調和させ、個々の良さをひきだして形にできるのか、明るい未来が見えるエコハウス、造ってゆきたいと思います。

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