僕なりの情熱をもって。
大学を卒業して就職した設計事務所で、一番最初にさせていただいた仕事が大規模リフォーム工事の設計監理でした。
当時は、わけがわからないまま、上司に怒られ現場が進んでいった記憶がありますが、竣工した時には、『すっげ~な!』と感動したのを思い出します。
あれから、約20年。
いまも同じようにリノベーションの工事をさせていただいていて、竣工の度に『すっげ~な!』とひとりで感動するあたりは、なにひとつ変わっていません。
ただ、20年前とは要求される建築も変化し、リノベーションといってもデザインだけでなく、建築自体の資産価値を向上させる構造性能やメンテナンス性能、住む人の健康を考え、省エネ対策ともなる断熱性能を踏まえた工事が要求されるようになってきました。
また、住宅はひとつの暮らしの器としてではなく、ひとが集まる場所であったり繋ぐ場所であったり、発信する場所としての役割も付加し、街の中でますます魅力的なものになるよう、また街までをリノベしたい、そんな思いでいっぱいです。
明日はシンポジウム。
全国区の第一線で活躍されている方々のあとで、僕の番がまわってきます。
自分なりの想いを、自分なりの情熱をもってプレゼンしてきたいと思います。
泉北ニュータウン住宅活用イベント「Re-SENBOKU ~リノベーションして自分らしく住む~」
開催日:平成27年3月21日(土曜)
http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/senbokusaisei/renovation/resenboku.html
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