ツリーハウス
大工さんの工事、最終段階、
現場に行くたびに、変わる景色。
これまで、設計段階からの打ち合わせで、話していたことが、ここになって実際に現れてくる。
この時期の工程が、楽しみではあるけれど、何かドキドキするところもあり、現場の変化を感じながら、次の工程を考えてゆく。
森を臨む居室、プラン、ゾーニングの段階から、イメージのあったツリーハウス。ツリーハウスといえば、トムソーヤーの冒険。おそらく40年以上前のアニメ、あんな家があったら楽しいだろーなと、トムソーヤーの話はそんなに覚えてないのだが、ツリーハウスのイメージは残ってる。
なんでしょうね、ツリーハウスの魅力って。非日常性、ということもあるし、隠れ家とか、基地!みなさん、小さな頃、基地作りませんでした(笑)草むらとか、あまり人が来ないところとかに、狭いけど少しくつろげるようなスペースを作って、なんかワクワクしたような記憶があって。
隠れ家とか、基地って、自分の居場所の意味合いが強く、住宅を作ってても、居室ってリビングダイニングとか、また寝室とか。でも、もっと魅了作的な場所って、そんなに明るくて、広くて居心地良くなくても、パーソナルエリアというか、自分だけの場所と時間が流れる場所というか、そんな場所からツリーハウスで、表現されているところもあると思ってて。
現在、プラン段階の計画も、この居場所を強く意識した住宅があって。その具体的なイメージが素晴らしく、こんな時間を過ごしたい!と言ってもらえれば、考えるこちらも色々イメージを膨らませながら提案、キャッチボールを重ねていってます。
木の家、ツリーハウス、
もう少しです。