私のライフワーク
遠方からお客さまを迎えて、これまで泉北ニュータウンでの取り組みを紹介させていただきました。
私が起業独立した10年前、ちょうどその頃に、泉北魅力発信プロジェクトとして、活動が始まりました。
私は、中百舌鳥のさかい新事業創造センターS-Cubeを拠点に仕事を始めて、そこでの新事業が、「泉北ニュータウンの活性化」だったと思います。
このまちを、なんとかしないと、なんとかしたいと、みんなが集まって、堺市さん主導で、studioLさんと一緒に、地域活動について勉強させていただいたことを思い出します。
確か、お盆休みあたりのめっちゃ暑い日に、みんなで練り歩き、このまちの魅力は何か、話しながら歩いたことを覚えています。
そこから、それぞれの企画を練って、その頃は大蓮公園を中心にイベントで盛り上げてゆきました。
10年経って、それぞれの企画が育ち、また、ソフトだけでなく、老朽化したハードを再生しながら、また公園を活用しなら、まちとプレーヤーが一緒になって盛り上げて来た感じがします。
最初は、だんぢりキッチンから始まって、暮らし働きつながる箱になって、そして、ゆっくりばこへ。私の企画も、ソフトから、ハードへと変遷しながら、地域のためにできることを考え続け、今があるように思います。
ただ、まだまだ道半ば。
まだ地域としての繋がりを大切にしながら、環境としての住環境を考えなら、暮らしのベースとしての住宅を、ひとつの住空間のあり方として、個々の家、としての捉え方とともに、これからのシェアする次代の中で、個々の家がどのように地域にあるべきなのか、その住空間の暮らしとして、何が豊かなのか、これからも考え続けて、進むこと。
これが私のライフワークだと思っています。