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2023.07.07

ZEH普及実績とZEH普及目標について

2020年から、2021年、そして、2022年度、これまでの建設実績の中で、ZEH住宅の割合を出してみました。

2020年度 67% (新築)

2021年度 75% (新築)

2022年度 80% (新築)

となりました。

ZEH化、太陽光発電に関しては、いろんな意見があるかと思いますが、

エネルギーの創造については、地球全体をみても良いことで、自分の使うエネルギーは自分の家の発電で賄う、という考え方は、良いと思います。

また、既存改修に関しても、既存の家の断熱性能や気密性能確保できるように設計施工し、加えて太陽光発電を載せてゼロエネルギーかをすることは、新築の場合の意義よりも大きなものとなるように感じます。

また、建築工事予算に関しても、これまで『地域型グリーン化事業』補助金を申請しながら、できるだけお施主さんには負担のないようにZEH化してきました。

一般社団法人 環境共創イニシアチブさんで、ZEHビルダー/プランナー登録では、これから、2025年度には、全住宅をZEH化することに目標を定めています。

私たちの拠点である『ゆっくりばこ』も、ZEH化住宅で、こちらは築50年の既存住宅を耐震、断熱気密リノベーションしまして、よみがえらせました。

ここ最近、暑い日が続いていますが、宅内ではエアコンや、その他照明器具や、電化製品、パソコンを目いっぱい使っていても、すべて太陽光発電で賄われていいて、またそれだけではなく余剰電力を売電しています。

空調温度管理については、ここ最近、まだ湿度が高いのですが、外気温が晴れた日には31℃程度(まだ梅雨あけしていないというのに、大変ですね…)で、室温は26℃程度を保つようにエアコンをかけています。が、このエアコンがそんなに動いていないというか、電気を使っていないんですね。断熱化しているので、一度冷えたら外気の影響を受けて暑くなりにくく、気密施工も施しているので、こちらの影響も大きいと思います。

ただ、気を付けないといけないのが、二酸化炭素の濃度について。以前、断熱気密施工材料を納入いただいている日本住環境さんからいただいた二酸化炭素測定器。いつも計測してますが、普段は緑色に表示されますが、二酸化炭素濃度があがってくると、黄色になり、赤になってしまって…。やはり気密施工をしていると漏気が少ないんですね。これを見ながら、適度に換気を実施しています。余計な暑い空気を冷たくする必要もなく、しっかり省エネな暮らしが実践されている、そんなことを実感しています。

そういう自分たちで、省エネパッシブな木の家に住まう実感、というのは大切なことで、それを実感した上で、計画、プラン、また現場管理まで実践する、その中でお客様とのやり取りに関しても充実したものになると考えています。

そんな省エネ住宅の学びをくださった『新住協』さんの存在は大きく、これまでやってきたこと、また今後もその学びを実践しつつ、改善しながら、自分たちの省エネ住宅を追求してゆきたいと思います。

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