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2016.12.19

堺市 大きなピアノのある家 耐震断熱リノベーション工事

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【堺市住宅・建築物耐震改修計画設計補助金交付申請物件】
【堺市住宅・建築物省エネ改修補助金交付申請物件】
【堺市住宅・建築物耐震改修補助金交付申請物件】

比較的多い交通量がある道路に面するが、建物に囲まれた裏に庭がある。
現状の家の使い方をお伺いすると、庭があまり使われていないようだ。

この庭に面する居室よりも、道路側のキッチンを中心としたスペースを主に使われている状況がわかってきた。

このピアノ室も同様、庭に面し配置されている。
ここからの見晴らしも重視したいところ。

庭に面した広縁。
細かく分かれた居室を広々と使える、そして、庭に面したリビングにリノベーションする。

築昭和38年。
和室の構造はきれいに維持されている。

既存のキッチンの位置も、プラン変更し、リビングに面し、ダイニングキッチンとして使えるようにプランニング。

耐震設計を実施するうえで、今回難易度が高いのが、昭和38年新築以来、なんどか増改築工事をされた来たようで、床面積は200㎡程度にのぼる。
その中に、平屋2棟と、2階が1棟。
それらが接し建築されているため、耐震計算は、それぞれのエリアを分け3回に分けて計算。かつ、平屋部分、2階部分を分けて。かつ全体で計算の計5回の耐震設計によってクリアするように計画する。

耐震性能と合わせて考えたいのが、断熱性能。
今回堺市住宅・建築物省エネ改修補助金交付申請を踏まえ、耐震かつ断熱性能も確保できるよう設計を進めた。

解体工事に先立ち、仮設足場が組まれてゆく。

耐震補強工事として、既存の瓦を軽量化する。
この屋根の軽量化は、耐震設計を進めるにあたって、大きな役割を果たすこととなる。

既存外壁は、大きく老朽化している部分はないが、内部耐震補強に合わせて、リフレッシュ工事を施す。

解体工事が始まった。
暮らしの空間が、一気に工事現場に変貌する。

工事後もそのまま使えるものは取り外して、次にに使うときまで保管。

少し解体工事を進めると、
築38年の構造が顔を出した。
ここから、今まで耐震設計してきた案と比べ合わせ確認し、どう現場と対応してゆくか考える。
耐震断熱リノベーションが始まった。

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